台本・セリフ置き場 pair89
魔王たちのお食事
リオーネ♀
悪魔っ子。ロリ。
甘いものが大好き。人間の魂大好きな女の子。
ジーク♂
夢魔の男性。
クールで人間嫌い。リオーネの部下。
ウルフ♂
狼男の青年。
気さくでさわやか。だが腹黒
レイア♀
堕天使の女性
自分が美しいと思ってるナルシスト。
デッドに心酔している。
デッド♂
魔王。
身長が低く、いわゆるショタである。
♂3♀2不問0
リオーネ「おなかがすいたわよぉ、ジーク。人間の魂持ってきて頂戴!」
ジーク「……かしこまりました」
ウルフ「あっはは!ジークさん今日もお仕事大変だねぇ!リオーネちゃんのお守り?(笑」
ジーク「ウルフうるさいぞ黙っていろ」
ウルフ「えー付き合い悪いなぁ」
レイア「あらあら、この美しい私(わたくし)にも何か捧げなさいよ」
ジーク「レイア……あんたは俺の上司じゃないだろ」(呆れながら
レイア「ったくもう、ケチねぇ……」
デッド「みんなー、何してるんだいー?」
リオーネ「魔王様!!」
レイア「デッド様~!お待ちしておりました~!!」
デッド「あはは……で、仕事はちゃんとしたのかい?」
リオーネ「え、えっとぉ、今ジークにさせようとしてました!!」
ジーク「リオーネ様!!!」
リオーネ「だ、だってぇ」
デッド「もう……君はサボり癖があるからね、次からはちゃんと仕事しなさいね?」
リオーネ「は、はい……!」
ウルフ「俺はちゃんと仕事してきたよ!ほら!人間の魂!」
デッド「ウルフは偉いね、いい子いい子」
ウルフ「っへへ!うれしいぜ!」
レイア「私だって……!ちゃんと仕事をしてきましたわよ!!ってあれ……ないっ」
ウルフ「ん~?どうしたの?(含みがある感じで」
レイア「ま、まさかあなた……!」
ウルフ「俺が……どうしたって?」
レイア「……な、なんでもないわよ!!」
デッド「まぁまぁ、……じゃあ、今日のごちそうはこれだけってことになるかな」
リオーネ「えええええ!!あたしのごちそう……」
ジーク「仕方がありませんよ、リオーネ様。また明日嫌ですけど人間の魂を持ってきますから」
リオーネ「さりげなく嫌って言ったわね……本当にあなた、人間が嫌いなのね」
ジーク「……人間は、嫌いですよ」
ウルフ「そう?俺は好きだなぁ。美味しいし」
デッド「人間は僕らにごちそうを与えてくれる。僕も大好きだよ。人間はね」
レイア「さすがデッド様ぁ!わかっていらっしゃる……!」
デッド「人間は面白いよ。見ているだけでも楽しいくらい」
ジーク「はぁ……俺は、特に人間の感情が嫌いです。まずいし」
リオーネ「感情に関しては人それぞれね。その人間によって味が変わるし」
ウルフ「俺は何でもいけるぜ!」
レイア「ウルフ……」
デッド「ジーク」
ジーク「な、なんでしょう?」
デッド「君はいい子だ、仕事も完璧にこなせているよ。だから、これからもリオーネに仕えてあげて
ね」
ジーク「は、はい」
デッド「ふふっ……リオーネも、ジークをもっと大切に。ウルフも、これからもっと人間の魂を持って
おいで」
リオーネ「わかりました!」
ウルフ「魔王様の御心のままに」
レイア「魔王様……」
デッド「君は、元は天使だったね。けれど僕の元に来てくれた。堕天使となって。君だけだよ。僕の
堕天使」
レイア「魔王様……!!」
デッド「さて、話が長引いてしまったね。今日も最高の食事をしよう」
(囁くように)
デッド「……ふふふっ……もっと僕に……心酔しておくれ。かわいいかわいい僕の玩具たち」
(終了)