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魔王たちのお食事

 

リオーネ♀
悪魔っ子。ロリ。
甘いものが大好き。人間の魂大好きな女の子。

 

ジーク♂
夢魔の男性。
クールで人間嫌い。リオーネの部下。

 

ウルフ♂
狼男の青年。

気さくでさわやか。だが腹黒

 

レイア♀
堕天使の女性
自分が美しいと思ってるナルシスト。
デッドに心酔している。

 

デッド♂
魔王。
身長が低く、いわゆるショタである。


♂3♀2不問0

 

リオーネ「おなかがすいたわよぉ、ジーク。人間の魂持ってきて頂戴!」

 

ジーク「……かしこまりました」

 

ウルフ「あっはは!ジークさん今日もお仕事大変だねぇ!リオーネちゃんのお守り?(笑」

 

ジーク「ウルフうるさいぞ黙っていろ」

 

ウルフ「えー付き合い悪いなぁ」

 

レイア「あらあら、この美しい私(わたくし)にも何か捧げなさいよ」

 

ジーク「レイア……あんたは俺の上司じゃないだろ」(呆れながら

 

レイア「ったくもう、ケチねぇ……」

 

デッド「みんなー、何してるんだいー?」

 

リオーネ「魔王様!!」

 

レイア「デッド様~!お待ちしておりました~!!」

 

デッド「あはは……で、仕事はちゃんとしたのかい?」

 

リオーネ「え、えっとぉ、今ジークにさせようとしてました!!」

 

ジーク「リオーネ様!!!」

 

リオーネ「だ、だってぇ」

 

デッド「もう……君はサボり癖があるからね、次からはちゃんと仕事しなさいね?」

 

リオーネ「は、はい……!」

 

ウルフ「俺はちゃんと仕事してきたよ!ほら!人間の魂!」

 

デッド「ウルフは偉いね、いい子いい子」

 

ウルフ「っへへ!うれしいぜ!」

 

レイア「私だって……!ちゃんと仕事をしてきましたわよ!!ってあれ……ないっ」

 

ウルフ「ん~?どうしたの?(含みがある感じで」

 

レイア「ま、まさかあなた……!」

 

ウルフ「俺が……どうしたって?」

 

レイア「……な、なんでもないわよ!!」

 

デッド「まぁまぁ、……じゃあ、今日のごちそうはこれだけってことになるかな」

 

リオーネ「えええええ!!あたしのごちそう……」

 

ジーク「仕方がありませんよ、リオーネ様。また明日嫌ですけど人間の魂を持ってきますから」

 

リオーネ「さりげなく嫌って言ったわね……本当にあなた、人間が嫌いなのね」

 

ジーク「……人間は、嫌いですよ」

 

ウルフ「そう?俺は好きだなぁ。美味しいし」

 

デッド「人間は僕らにごちそうを与えてくれる。僕も大好きだよ。人間はね」

 

レイア「さすがデッド様ぁ!わかっていらっしゃる……!」

 

デッド「人間は面白いよ。見ているだけでも楽しいくらい」

 

ジーク「はぁ……俺は、特に人間の感情が嫌いです。まずいし」

 

リオーネ「感情に関しては人それぞれね。その人間によって味が変わるし」

 

ウルフ「俺は何でもいけるぜ!」

 

レイア「ウルフ……」

 

デッド「ジーク」

 

ジーク「な、なんでしょう?」

 

デッド「君はいい子だ、仕事も完璧にこなせているよ。だから、これからもリオーネに仕えてあげて

ね」

 

ジーク「は、はい」

 

デッド「ふふっ……リオーネも、ジークをもっと大切に。ウルフも、これからもっと人間の魂を持って

おいで」

 

リオーネ「わかりました!」

 

ウルフ「魔王様の御心のままに」

 

レイア「魔王様……」

 

デッド「君は、元は天使だったね。けれど僕の元に来てくれた。堕天使となって。君だけだよ。僕の

堕天使」

 

レイア「魔王様……!!」

 

デッド「さて、話が長引いてしまったね。今日も最高の食事をしよう」

 

(囁くように)
 

デッド「……ふふふっ……もっと僕に……心酔しておくれ。かわいいかわいい僕の玩具たち」

 

(終了)

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